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EURO2008 ~欧州の頂点に立ったスペイン~ [サッカー]

ついに欧州王者を決める決戦が始まった。
ウィーンのエルンスト・ハッペル・シュタディオンのピッチに立っているのはドイツとスペイン。

最後に栄光を手にするのはどちらか、、、

キックオフ直後こそは動きの硬いスペインをドイツがダイレクトサッカーで崩しにかかるが、徐々にほぐれてきてからは完全にスペインのペースとなる。
そして攻め続けるスペインに待望の得点が生まれる。
前半33分、中央ポッカリと空いたスペースでシャビがボールを持ちスルーパス、これに反応したフェルナンド・トーレスはラームを振り切りながらさらに飛び込んでくるレーマンをかわすループシュートを放ちゴール。

その後もスペインが攻めつつ守備もよくやりドイツはぺースをつかめない。
ヒツルスベルガーをクラニーに変えて攻撃的にいくが逆にスペインに決定機をつくらせてしまう。
結局最後のパワープレイも得点にならず、ここで試合終了。

この瞬間、欧州王者になったのは44年ぶり2回目のスペインとなった。

ドイツ 0-1 スペイン

ドイツは完敗だったと思う。
中心選手のバラックがケガをしての出場ということもあるがなぜか得点の匂いが全然しなかった。
勝負強さやフィジカルの強さはさすがにあった。でもやはり攻めの手段が少ない、可能性があったのはセットプレーくらいか。
スコアは1-0だったがそれ以上に完成度の差があったと思う。
バラックはまた「シルバーコレクター」とか騒がれるんだろうな、、、

一方、優勝したスペインは強かった。
ボールを回しつつ選手が次々を動いてスペースを作り出しそこにスルーパスを通す、本当に完勝だった。
常に美しく華麗なサッカーをしていたスペインだが変わったのは今大会よく守備をしてた事だと思う。
特にマルコス・セナ、プジョル、マルチェナの距離感、カバーリング意識、両サイドバックの攻守のバランスなどとても守備が上手かった。
これがあっての優勝だったと思う。

最後に、、、表彰式の時にセルヒオ・ラモスが元セビージャの同僚で突然の亡くなったプエルタのTシャツを着ていたのをみて、ちょっとだけ泣きそうになりました。

本当におめでとうスペイン!!

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